Digital Transformation Proposal

業務DX化のご提案
Google Workspace 導入について

現在ご利用のDropboxから移行することで、
機密情報の安全な管理・AI活用による業務効率化・顧客との円滑な情報共有を
ひとつのプラットフォームで実現します。
2026年6月
相続に関わる医療・金融情報など、高度な機密性を持つ情報を扱うご事務所において、現在のDropboxによる管理にはセキュリティ上の懸念があります。本提案では、Google Workspaceへの移行により、①法的な安全管理措置の水準を満たすセキュリティ、②AIを活用した業務効率化、③顧客・協業者との安全な情報共有——の3点を同時に実現する方法をご提案します。
2つのプラン選択肢
格安プラン
Business Standard+オプション追加
約¥2,500〜/月(税抜)
ストレージ:2TB / Cloud Identity Premium(約$6/月)を別途追加
  • Gemini・NotebookLMが全アプリで使える
  • コンテキストアウェアアクセス(CAA)
  • 外部共有の制限(手動設定)
  • 基本的なデバイス管理
  • DLP(自動検知・ブロック)は使えない
  • Google Vaultは使えない
  • 監査ログは基本レベルのみ
💡 ひとり経営の場合、Enterprise Standardは格安プランとの差額が月額約¥500〜600程度です。DLP・Vault・詳細管理がすべて含まれることを考えると、Enterprise Standardが費用対効果の高い選択肢です。
セキュリティ強化について
🔐
AI学習・情報漏洩について(全プラン共通)
全プラン

Google Workspaceに保存したデータは、Googleが許可なくAIモデルの学習に使用することはありません。プロンプトの内容・生成された回答・保存ファイルのいずれも、組織外で利用されることはなく、広告ターゲティングにも使用されません。安心してGeminiを業務に活用していただけます。

🌐
コンテキストアウェアアクセス(CAA)
Enterprise / CIP

「誰が・どこから・どんな端末で」アクセスしているかをリアルタイムで判断し、条件を満たさない場合はアクセスをブロックする仕組みです。IDとパスワードが合っていても、許可されていない環境からはアクセスできません。

例:Google Driveの相続案件フォルダは、日本国内から・管理済みのPCからのアクセスのみ許可。それ以外はパスワードが正しくてもアクセス不可。スマホ紛失時も、管理外端末からは開けない。
🛡️
DLP(データ損失防止)
Enterprise限定

ファイルの中身を自動スキャンし、機密情報が含まれていた場合に外部共有を自動ブロックまたは警告する機能です。マイナンバー・運転免許証番号・口座番号などのパターンをGoogleがあらかじめ用意しており、人の目による確認に頼らずシステムが守ります。

例:「このファイルにマイナンバーらしき数字が含まれています」→外部共有を自動ブロックし、管理者にアラートを送信。誤って送ろうとしても防げます。
📱
デバイス詳細管理
Enterprise限定

業務で使用するスマートフォン・PCを管理コンソールから一元管理できます。特に重要なのは、端末紛失・盗難時に遠隔でデータを消去(リモートワイプ)できる機能です。相続案件の機密情報が入ったスマホが他人の手に渡るリスクを即座に断てます。

例:外出先でスマホを紛失 →すぐに管理コンソールから「このデバイスのデータを消去」を実行 → 第三者がスマホを開いても業務データにはアクセスできない。
資料の整理整頓
🗄️
Driveを「蔵」として活用 + AIで整理
全プラン

終了案件はDrive内の「蔵」フォルダに格納し、NotebookLMやGeminiを使って時間のあるときに内容を精査・整理できます。過去のWord・Excelデータも読み込んで自動分類が可能です。

データの復元について:削除したファイルはゴミ箱に30日間保持されます(ユーザー自身で復元可)。ゴミ箱を空にした後も、管理コンソールから25日以内であれば管理者が復元できます。最長で約55日間は復元可能です。※この機能はすべてのWorkspaceプランで利用できます。

🔒
Google Vault(ヴォルト)
Enterprise限定

法的・業務的な目的でデータを長期保存・検索・証拠保全するアーカイブ機能です。「金庫」のイメージ通り、ユーザーが削除してもVault内にはデータが残り続けます。相続案件は数年後に「あの時どういうやり取りをしたか」が問題になることがあり、Vaultはそのリスクに備える機能です。

  • 保持ルール設定:「Gmailは5年保持」「Driveのファイルは10年保持」などルールを設定すると、削除されてもVaultに残る
  • ホールド(訴訟保全):「この案件のデータは削除禁止」とロック。法的紛争時の証拠保全に
  • 検索・エクスポート:「2023年の田中様とのやり取りをすべて出して」など、キーワードや期間で検索して取り出せる
顧客対応履歴リストの構築
🤖
AIを使った対応履歴の整理・蓄積
全プラン

過去のWord・Excelをそのまま読み込ませ、AIが整理・一覧化してくれます。以後の更新も半自動化できます。

1
過去データの読み込み 古いWord・ExcelをまとめてNotebookLMに読み込む。複数ファイルを横断して内容を把握してくれる。
2
一覧化 「顧客名・日付・対応内容・ステータス」の形式で整理してもらい、GoogleスプレッドシートにAIでテンプレートを作成。
3
継続的な蓄積 以後のやり取りはGmailの自動要約をコピペ、または手入力で蓄積。Geminiがメール内容を要約してくれるので入力の手間を大幅に削減。
4
活用 蓄積したデータをGeminiに読み込ませ「〇〇様の対応状況を教えて」「未完了の案件を一覧にして」といった使い方ができる。
顧客・協業者との情報共有
🔗
Googleアカウントなしで共有できる
全プラン

相手がGoogleアカウントを持っていなくても共有できます。URLリンクを送るだけ、またはメールアドレスを指定して招待するだけで、相手はブラウザで開くだけでOKです。アプリのインストールも、アカウント登録も不要です。

📊
共有の安全管理(Enterprise限定の追加機能)
Enterprise限定

Enterprise Standardでは、共有に関するセキュリティが一段と強化されます。

監査ログ:「誰がいつどのファイルを開いたか」が詳細に記録される。後から確認・証拠として利用可能。

DLPと連動した共有制御:マイナンバーや口座番号が含まれるファイルを外部共有しようとした場合、自動でブロック。誤送信をシステムが防いでくれる。
プラン・費用の比較表
現状
Dropbox Plus
個人向けクラウドストレージ
格安プラン
Business Standard
+Cloud Identity Premium
Google Workspace
★ 安心プラン
Enterprise Standard
Google Workspace
💰 費用(税抜・年間契約)
月額(1ユーザー) 約¥1,200〜¥1,500※年払い〜月払い 約¥2,500〜Business Standard ¥1,600+CIP約$6 ¥3,060追加オプション不要
年額目安 約¥14,400〜¥18,000 約¥30,000〜 約¥36,720
📦 ストレージ・基本機能
容量 2TB 2TB 5TB
スマホ写真バックアップ ※別途Google One必要 ※別途Google One必要
ビジネスメール(Gmail)
共同編集(Docs/Sheets等)
🤖 AI機能
AI機能(Gemini) ✓ 全アプリ対応 ✓ 全アプリ対応
NotebookLM Plus
過去データのAI整理・活用
🔐 セキュリティ
AI学習への利用 不明(米国企業) ✓ 学習に使わない ✓ 学習に使わない
コンテキストアウェアアクセス ✓(CIP追加で可)
DLP(機密情報の自動検知)
デバイス詳細管理・リモートワイプ 遠隔削除のみ ✓(CIP追加で可)
要配慮個人情報の安全管理措置 説明困難 △ 一定水準 ★ 説明責任を果たせる
📂 データ管理・保全
削除後の復元(ゴミ箱) 180日間 30日間+管理者復元25日 30日間+管理者復元25日
長期アーカイブ(Vault) ✓ 無期限保持可
監査ログ(誰がいつ開いたか) △ 基本レベル ✓ 詳細ログ
🔗 情報共有
相手がアカウントなしで閲覧可
有効期限付きリンク共有
閲覧のみ・ダウンロード禁止設定
⚠️ スマホ写真について:Google WorkspaceのアカウントにはGoogle Oneが含まれないため、個人のスマホ写真バックアップには別途、個人用Googleアカウント+Google One(ベーシックプラン:¥290/月〜)の契約が必要です。現在のDropboxをスマホ写真バックアップ用に残す、またはGoogle Oneに移行するかはご判断ください。
📌 Dropbox Plusとの復元期間の違いについて:Dropbox Plusは削除後180日間の復元が可能です。Google Workspaceは最長55日(ゴミ箱30日+管理者復元25日)のため、この点ではDropboxが優れています。ただし、Enterprise StandardにはGoogle Vaultがあり、削除されても指定期間は必ずアーカイブに保持されます(ルール設定が必要)。